* 母への感謝 実家への手土産 *

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学生の頃は、テスト前に限らずいつも寝不足。

遊びたいことがありすぎて、気が付いたら朝方になっている!なんて日々が当たり前。(中学生の時は『交換日記』とか一生懸命にカラーで絵を描いてたなぁ(*‘ω‘ *)←携帯なんて持てる時代じゃなかったしね!笑)

 

社会人になってからは仕事に追われ、家に仕事を持ち帰り寝る時間を割いて毎日次の日の準備。

見兼ねた母が『もう寝たら?せめてご飯ちゃんと食べなさい』だなんて声を掛けてくるので、『仕事が終わらないのに寝れないし、食べる時間もない!!』だなんてキレたことも多々。(…反省)

 

そして現在。

一人暮らしを始めて数年、案外一人でも生活できるものじゃん!なんて思っていたが、気が付けば体調を崩すことが増えたかも…?

歳を取ったし体力が落ちたんだろう!!!

よし!体力ををつけるにはどうしたらいいかな!なんて話を職場でしていたら

『肉ですよ肉!』との返事!

なぬ!?肉を食べれば元気になるのか!?

なんて思いつつ、ふと脳裏に

『あれ?最近お肉食べたのいつ??』(えええーー!?)

 

1~2年前から原稿を描く生活を本格的に始め、特に半年前あたりからは仕事を減らし原稿生活に移行し、部屋にこもることが多くなった。時間が惜しく気が付くと食事は忘れがち。

これはいかん!!!

と流石に思い、食費も考えて自炊をきちんとしよう!と始めたが料理は初心者(笑)

そんな人間の作った料理など、所詮腹を膨らます程度のものだった…

 

そしてまたもや風邪を引く。

 

そういえば母は『昨日は豚肉だったから今日はサンマね』と、毎日バランスを考えて食事を作っていてくれてたな…なんて思い出す。毎日何も考えずそれらをモグモグと食べていた。おかげで、好き嫌いはほとんどない。寝不足をしても大抵大丈夫だし、体調を崩しても寝れば治る!私は強い!だなんて思ってもいた。

 

いやいや。

睡眠は勿論だがやはりバランスのとれた食事とのセット。

健康でいることは当たり前。ではなかったと今更ながら気付く。それと、パートをしながら家事をこなしていた母は凄い…と思った。家事は家族の命を守るめちゃめちゃ大切な仕事ではないか!?パート(仕事)をしながら家事(仕事)をしている!?なんてこった!?

よく『一人暮らしをすると母の偉大さに気付く』なんて聞くが、私はなんて馬鹿だったのだろう。『案外できるじゃん!』だなんて思って何年も過ごすなんて…

それこそ『何年も過ごせた』のは母に育ててもらい、守ってもらっていたこの『体』があったからではないか!?

 

 

そういえば母にこんなことを言われたことがある。

『中学のころの貴方は、自分の子じゃなかったら育てていない(笑)』

母曰く物凄い反抗期だったらしい(本人遊びほうけていたのでそのつもりなし)

そんな中でも食事は出てきた。大学生の時に就職など将来のことで喧嘩になり約1年、ほとんど口をきかない時期もあったが、それでも食事は出てきて、図々しくも私はその食事を当たり前のように食べた。

 

ー…なんてことが、熱を出した頭に思い出される今日この頃。

 

流石に最近は私もいい大人なので、親に感謝もしていたし、ちょっとした形でお礼もしていた。が、本当の意味で感謝しなければならないと思った。

いや。

 

感謝したい

 

そういえば前に『物も嬉しいけど、実家に元気な顔を見せてくれればいいよ』なんてことも言われたっけと思い出す。

 

 

私の顔は今『元気』に見えるだろうか?

 

年内に一度実家に顔を出そう。

何も持たずこの身一つで。

 

…って、行ったら行ったで菓子折り一つ期待してただなんて悪態をつく可能性もあるので、手土産一つ持って(笑)